歯の根っこの治療は時間がかかる?!|しんまち歯科クリニック|熊本市中央区新町の歯医者|市電「新町駅」から徒歩1分

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歯の根っこの治療は時間がかかる?!

歯の根っこの治療は時間がかかる?!|しんまち歯科クリニック|熊本市中央区新町の歯医者|市電「新町駅」から徒歩1分

歯の根っこの治療は時間がかかる?!

 

こんにちは

しんまち歯科クリニックです。

虫歯が進行して歯の内部まで広がってしまい、「歯の根の治療(根管治療)」をしなければいけない場合があります。

歯の根の治療中、「何回も通ってるのにまだ終わらないの?」「今日一日で治らないの?」とお話しされる方がいらっしゃいます。

私も「早く治療を終わらせてあげたい」という思いはあるのですが、歯の根の治療は時間や回数がかかる場合があります。

本日は「なぜ歯の根っこの治療は通院回数がかかるのか」「歯の根っこの治療はどんなことをしているのか」についてお話させていただきます。

 

虫歯の原因の1つが「細菌」です。

歯の根っこの治療では、細菌に感染した部分を可能な限り、取り除いていきます。

歯の内部の神経にまで進んだ虫歯は、激しい痛みを伴ったり、そのままでは歯を失う場合があります。

そんな時に歯を残す最後の切り札となるのが「歯の根の治療」です。

 

歯の根の治療は基本的に次のように進めていきます。

①虫歯部分の除去

虫歯になったエナメル質と象牙質を除去します。

根管内に器具を入れるために、虫歯ではない部分を削ることもあります。

②ダメになった神経の除去

専用の器具(ファイル)を使って、細菌感染して、根管内のダメになった神経を除去します。

根管の数だけ同じ処置を繰り返します。

「ファイル」という細長い器具を根管内に挿入し、細菌感染を起こしてダメになった神経を可能な限り除去していくのですが、

この時に根っこの数が「1本」だったり、

「根の形がまっすぐ」だと比較的短時間で終わるのですが、

根管が何本もあったり、根管の形が曲がっていたり、枝分かれしていると

「ファイル」が入りづらく、必要な処置の部分も増えるため、時間がかかります。

お口を開け続けることは、患者様自身にもご負担になりますし、

1回ではすべての根管内の神経を除去しきれず、複数回に分ける場合があります。

③洗浄

神経を除去した時の削りカスなどを薬液できれいに洗い流します。

④消毒

根管の先まで消毒液をしっかり詰めます。

治療が複数回かかる場合は、「仮詰め」をします。

神経を除去すると、痛みが少し落ち着きます。

そのため、患者様の中には、

「痛くなくなったから、次の受診は先延ばしにしよう。」と考えてしまう方がいらっしゃいます。

仮詰めは、簡易的な詰め物なので、長くはもちません。

長時間お口の中に入れていますと、崩れてとれてしまい、歯の内部に細菌が入ってしまう場合があります。

細菌が入り込んでしまうと、ここまでの治療が無駄になり、

やり直しとなる場合がありますので、根っこの治療は先延ばしにしないようにしましょう。

⑤シーラーの挿入

根管内の消毒液を取り除いてから、ペースト状のシーラー(充填剤)を入れていきます。

⑥ガッタパーチャーの挿入

ガッタパーチャーという棒状のゴムを根管内に差し込み、シーラーをいきわたらせます。

⑦仮詰めを充填

仮詰めをして、シーラーが硬化するのを待ちます。

神経がなくなった部分にシーラー(充填剤)を詰めた後は、基本的に日を改めます。

シーラーは、根管内の内部に残った細菌たちを生き埋めにして、

栄養を取れないようにしたり、活動を封じ込めるための物ですので、

しっかりと固まるのに時間が必要です。

固める間は、仮詰めをします。

⑧芯棒の挿入

仮詰めを外し、芯棒を挿入します。芯棒は治療した歯の耐久性を増すための物です。

芯棒と根管のすき間をレジンで埋め、「土台」を作ることで、

噛む力を受けても、芯棒が支えとなり、根っこの治療後に入る「かぶせ物」が外れにくくなります。

⑨土台歯の形成

かぶせ物を入れるために、歯の形を削って、形を整えます。

⑩歯型をとる

上につけるかぶせ物のの型取りを行います。とった型は技工所に送り、

歯科医師の指示のもと、歯科技工士がその方にあったかぶせ物を作成します。

⑪できあがったかぶせ物を付ける

歯科技工所から届いたかぶせ物を装着します。

その際に、歯と歯の間の調整やかみ合わせの調整を行います。

 

 

🍀🦷歯の根っこの治療に時間がかかる理由🦷🍀

1⃣治療の工程がたくさんある

軽度な虫歯の治療と比較し、先ほどお話したような複雑な工程が多数あります。

2⃣精密な処置を要する工程がある

通常の治療以上に精密な処置が求められます。歯の根っこの数や、根っこの形などで処置に要する時間が異なります。

3⃣日を改めないといけない工程がある

シーラー(充填剤)の硬化など、その日のうちにどうしても終わらない工程がある場合があります。

 

歯の根っこの治療は、細菌を歯の内部から可能な限り除去し、

再び内部に入り込まないようにするためにいくつも工程があり、

どうしても時間を要する処置があります。

そのため、患者様には何度か来院をお願いする場合があります。

途中で通院を辞めてしまうと、また「やり直し」となってしまったり、

細菌感染を悪化させてしまう場合がありますので、歯科医師の指示に従って受診しましょう。

歯の根っこの治療を受けた歯は、定期的にメンテナンスを受け、少しでも長持ちできるようにしましょう😊