「歯医者さんが教える子供の歯磨き方法」
今回は子供の仕上げ歯磨きの方法についてお話します♪
当院でも「いつまで仕上げ磨きをしてあげたらいいんですか?」と聞いてくださる方がよくいらっしゃいます。
一般的に仕上げ磨きは10歳ころまではしてあげましょう。
1.まずは、フロス(糸ようじ)を使用します。
ポイントは「順番を決めて磨くこと」です。
「上の右側から・・・」など順番を決めてフロスを通していきましょう。
子どもの歯と歯の隙間は大きいので、糸を歯に沿わせるようにして、
一本一本、丁寧に通していきます。
歯の生え変わりの時期は、動くと痛みの原因になりやすいので、優しく磨いてあげましょう。
奥歯の一番奥の部分は歯ブラシが届きにくい場所です。歯ブラシで無理やり磨くと歯茎を傷つけやすく、歯ブラシ嫌いの原因にもなるため、フロス(糸ようじ)で丁寧に磨いてあげましょう。
2.フロス(糸ようじ)が終わったら、次に歯ブラシを使います。
どこから磨くという決まりはないのですが、
歯ブラシでも同じように、磨く順番を決めることが大切です。
これで、磨き忘れを防ぐことができます。
かみ合わせの部分を磨くときには、
奥歯には溝があるので、特に丁寧に磨いてあげましょう。
ここが、虫歯になりやすい場所です。
3.かみ合わせの部分を磨き終えたら、歯ブラシを傾けて、歯の裏側を磨いてあげましょう。
頬っぺた側も忘れず磨きましょう。
頬っぺた側は狭いので、「少し口を閉じてね~♪」と話しかけると、頬っぺた側が緩んで、歯ブラシが入りやすくなります。
途中で歯磨き粉や唾がたまったら、吐き出させてあげてください。
すべて磨き終えたら終了です。
仕上げ磨きを行い、お子様の虫歯を予防しましょう♪
当院では、歯科衛生士によるお子様の歯磨きトレーニングも行っています。
受診時にお気軽にご相談ください。
子どもの歯ブラシを行うときには、フロス(糸ようじ)、歯ブラシ、歯磨剤(虫歯予防にフッ素配合がおすすめ)を使用しましょう。
虫歯予防のために、子供用の洗口液等を利用すると、さらに虫歯予防に効果的です。
当院でも子供専用の口腔ケアグッズを販売していますので、ご興味のある方はお声掛けください。
Instagramで子どもの歯磨き方法を動画でUPしていますので、ぜひご覧ください♪♪
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子どもの仕上げ磨きのコツ
1⃣フロス(糸ようじ)を使う
2⃣順番を決める
3⃣奥歯の溝はしっかり磨く